論文準備

    主題探索
        誰に読んでもらうのか。読者分析
        相手の予備知識はどの程度か、関心はどこにあるか。
        相手はどういう目的あるいは期待で読むか。
        相手が第1に知りたいことは何か。
        KJ法など発想法利用し、仮の主題を複数準備する。

    漠然とした課題は、各自で明確な課題を定義することを要求している。
    主題あるいは仮の主題による資料探索
        図書館・インターネット検索
        カード作成、KJ法、マインドマップなどにより整理。

        コンピュータ利用
            表計算ソフト(MSエクセル)によるデータ整理(文献目録)
            アウトライナー(アウトライン作成ソフト、MSワード)

      KJ法ソフト、マインドマップソフト。
  事実・意見・引用の収集
 事実とは、証拠をあげて裏付けすることのできるもの。意見は、何かに関してある人が下す判断で、他人は同意するかもしれないし、しないかもしれない。推測、推定、そして評価は意見。引用は出典がはっきりしていれば、事実とみなす。


    アウトラインの作成
        序論・本論・結論(付参考文献・注)の構成
        重点先行型構成
            演えき型
       何々(重点)である。なぜならば、・・・だからである。
            帰納型
       何々である。したがって、何々(重点)である。
        見出し・目次構成


    文章書く・アウトラインに肉付けする
        段落(パラグラフ)は、書き手の論点を明確・簡潔に表す基本単位。
            1段落・1話題・1中心文。


        分かりにくい文
     「黒い目のきれいな女の子」。

     この文章は、何通りの意味に取れるだろうか?

 

テキスト 第5章

 

澤田 昭夫 (著)、論文のレトリック―わかりやすいまとめ方 (講談社学術文庫 (604))

 

野口悠紀雄、「超」整理法―情報検索と発想の新システム、中公新書

木下是雄、レポートの組み立て方、ちくま学芸文庫

大島弥生ほか、ピアで学ぶ大学生の日本語表現ープロセス重視のレポート作成、ひつじ書房

常時、工事中